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お礼的な何か

11月17日でサイト開設して10年
…経ってたなんてすっかり忘れていました^^;
のでお礼的ななにかもまったく準備してませんでした

辺境の地で特に荒れることもなく細々と続けて来れたのは
こちらにお越しになる方々が広~いお心で管理人の拙作をお読み下さってるお陰だというのに;
ホントに申し訳ありません
あんど どうもありがとうございますm(_ _)m



かつてはノートPCでサイトの更新作業をしてたんですが
今では起動に5分以上かかるし動作の一つ一つが遅い とゆーか固まるので(怖
ヴァナに行ってるデスクトップPCに乗り換えようと中身のお引っ越しを始めたんです
が!
何とサイトにアクセスするパスワードがわからない!!(愕然)<どんだけ放置(撲殺)


当時使ってたメアドは今は使えなくなってるんですが
何度パスワードの再申請しても,その旧メアド宛に送られてるようなんですね;
そんなワケで当分ブログ(かweb拍手^^;)での更新が続くと思います




最奥に辿り着けないというメッセも何件か頂いているのですが
「最奥」の意味をお考えのうえ仕掛けのあるところを探してください
仕掛けた当時はありふれた手だったのです が
ヒントになるかなぁ…?


***


『My Little Lover 2』



「すみません,ラグナさん。ご足労願って」


部下のリノア曰く『カドワキ先生の妹(かどうか調査中)』が,奇抜なエスタ民族衣装ではなく見慣れた白衣を靡かせつつ現れた。
この春,主任研究員から首席研究員に晴れて昇格済み,この魔女研究所のNo.3であり,この国No.3の細君でもある。

―――んだけど,そもそも今話してる相手がNo.1だってこと自体が信じられねぇんだって!

頭を掻き毟りたくなっているゼルにはまったく頓着せずに,ラグナは更に気軽に『ぃんや,ぜぜん大じょうぶっ』と応じた。


「スコールも。突然呼び戻してすまなかったね」
「いえ。リノアに,何か?」
「あぁまあ…,とりあえず元気だから,安心しな」


さっきからの臨戦態勢は,それでかい!
まったく,リノアが絡んだ時のコイツは尋常じゃねえ…

セルフィとゼルの冷め切った視線にも全く頓着せず,彼らの司令官は大きく安堵の息を吐く。


「トゥナさん,ウォードくんから伝言~。
 『夕飯までに帰れるかどうかはラグナくんの戻り次第だ』
 って何だよオレが帰さねぇみたいじゃん」
「そうですか。それじゃ単刀直入にいきますかね。
 エルオーネ,入って来て」
「はい」


軽い音を立てて開いた,奥の自動ドア。一同が投げた視線の先に,見慣れたエルオーネの姿はなかった。


「…おねえちゃん…?」

真っ先に反応したのは,未だ戦闘態勢のままの,百戦錬磨なSeeD司令官であったのだが。
彼の時計は,その言葉を紡いだだけでぴたりと止まってしまった。


「うっわ~!エル,かぁいいなぁっ!おじちゃんはすっごく嬉しいぞーーーっっ!!」


的外れな言葉を発しながらも(いやある意味的を射ているのか?)エルオーネに駆け寄れたのは,許容力順応力に賭けてはエスタ一いや世界一とまで囁かれている,この国のNo.1。


「…『エルおねえちゃん』…?」
「『エルおねえちゃん』やわ…」

「ちょっ… ラグナおじさん!中身は22歳のレディなんだから抱きつかないでーーっっ!!」


ラグナにぎゅうぎゅう抱きしめられて,目を白黒させているのは。
呆然と立ち尽くすSランクSeeD達の,遠い記憶の中にあるとおりの姿の,
―――イデアの家で最後に見た時のままの,齢11にしか見えない,エルオーネだった。





「さぁスコール,覚悟はいい?」
「……え?」

ラグナの腕からようやく抜け出したエルオーネが,真っ直ぐに見上げてくる。
真っ白なフリル付き襟のブラウスに,赤いギンガムチェックのプリーツスカートが可愛い。



じゃなくて。 覚悟って。 ―――何のだ?



「こら,リノア!待ちなさ~い!!」
「やぁだ!」

そんな声とともに,どしっと何かが脚にしがみついてきた。
視界に入ったゼルとセルフィは,相変わらず硬直したままだ。


「スコール,おかえりなさ~い」


どこからか,リノアの声が聞こえる。
いや,どこからか,じゃなくて。
足下の方から,なんだが。
だが。


「……」
「スコール?」


リノアの声は,もっと艶があって。華もあって。
あるはずで。

―――認めたくない…


「リノアちゃんも~!エルのちっこい頃見てるみたいだなぁっ!いやぁおじちゃんは嬉し」
「リノアに触るなーーーーーーっっっ!!!」




「―――認めたんね…」
「さすが…親子揃って順応力が伊達じゃねぇ」


スコールにがっちり抱きしめられて,嬉しそうに笑っているのは。

アリスブルーのワンピースに,羽根のように背中で結ばれた同色のリボン。同色の靴。
肩下で切り揃えられた艶やかな黒髪の,結った両サイドを同色のリボンで結んだ
真っ白な靴下から覗く,ふくよかな膝小僧も可愛い,
齢4くらいにしか見えない―――リノアだった。



***


リノア登場 まで(苦笑)
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すっごい

初めまして、初コメントさせて頂きますミナヅキです。
blog小説最高です!リノアが幼児化....素敵過ぎます!続きを楽しみに正座で待ってます。

あっ、明けましておめでとうございます。←(馬鹿
  • ミナヅキ
  • 2010/01/06(Wed)03:01:32
  • 編集

あけましておめでとうございます

初めまして,いらっしゃいませミナヅキさん。
こんな辺境の&更新トロな地へようこそ~!

そしてへっぽこ駄文に感想をありがとうございます(感涙
とりあえず御足が痺れない内に^^; 続きをUpできるように
…これから誤字脱字をチェックして参ります^^;;;

blogに書いていくのは勝手が違ってうにょうにょ;ですし完結するかも定かではないのですが(ヲイ
月1で更新していければいいなって感じで…
気長にお付き合い頂ければ幸いです
  • はるか
  • 2010/01/06(Wed)23:01:01
  • 編集

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